サービス・コンセプトを深く理解した
提案力が採用の決め手に
-当社にお声がけいただいた経緯を教えてください。
村上氏:2014年にリリースしたAI・防災危機管理ソリューション「Spectee Pro」は当初、官公庁や自治体、報道・メディアをメインターゲットとし、それらに合わせてWebサイトを制作しました。2020年にはターゲット層をインフラ関連企業様へと広げていく次のフェーズに入り、Webサイトの改修についても必要だろうということに。それまでお付き合いのあった制作会社を含めた数社でのコンペ実施を決め、その際にお声がけしたうちの1社が株式会社ビズデザインプラス(以下、ビズデザインプラス)さんでした。
-コンペを経て当社に正式発注いただくにあたり、他社との違いや決め手を教えてください。
村上氏:弊社の主力サービスである「Spectee Pro」ですが、非常に特異性の高いプロダクトなんです。そのため、しっかりと特性を理解した上でWebサイトを提案いただきたいという意図から、コンペに参加いただく各企業それぞれに1時間ほどのオリエンを実施。同じ条件のもとに各企業からご提案いただきました。そのなかでビズデザインプラスさんのご提案は抜きんでていましたね。サービスを深く理解していることが現れた企画・構成で、なおかつ「危機管理」や「直感的」、「スピード感」といったサービスのコンセプトを表現したデザイン。それらが決め手となり、ビズデザインプラスさんに発注することになりました。
Webサイトをフェーズに合わせて
アップデートをしていけるビズデザインプラス
-改修後のWebサイトの反応はいかがでしょうか?
村上氏:サービス内容が直感的に理解できるWebサイトを制作していただいたおかげで、サイト閲覧者の途中離脱が大幅に減りましたね。またトップページからお問い合わせフォームまでの流れがスムーズになったことで、問い合わせ件数が大幅に増え、新規顧客の獲得へとつながりました。
-Webサイトを改修すると伺いました。どのような改修をされるご予定ですか?
村上氏:弊社では問い合わせ窓口であるWebサイトは、フェーズに合わせて打ち出し方を変える必要があると考えています。そのため1年前にビズデザインプラスさんに制作いただいたWebサイトではありますが、サプライチェーン向けの施策を実施するための改修を計画しているところです。こちらについてもサービス理解度の深いビズデザインプラスさんと質の高い協議をしながら、アップデートしていけたらと考えています。
制作ツールの世界観の統一が
サービスの認知拡大につながる
-Webサイト改修後にパンフレットや展示会ツールの制作をさせていただきました。
村上氏:デザインの世界観の統一ができたという点はもちろんなのですが、使い勝手も考慮した構成となったおかげで、営業ツールとして機能性の高いパンフレットが完成しました。従来のパンフレットでは、限られた時間の中でお客様へ説明することが叶わなかったサービス内容も網羅できるように。営業担当者からも好評の声があがっています。
-その後、展示会の装飾についても制作させていただきました。こちらはいかがでしょうか?
村上氏:リアルな展示会への参加が増えたことにより、それまで内製していた展示会装飾もビズデザインプラスさんへ依頼することにしました。ブランディング施策としての効果も得られ、「Spectee Pro」のサービス認知度も格段に上がったことを実感しています。
ロジカルなクリエイティブの提案と
案件の進行管理を担っていってほしい
-今後、当社に期待する事があれば教えてください。
村上氏:ビズデザインプラスさんはデザインの提案の際に、複数案を用意するというだけでなく、制作意図を必ず提示いただける点がよいですね。今後も「このデザインがどうして目的やターゲットにフィットするのか?」という点を明確で、ロジカルなクリエイティブ制作に期待しています。また、これまでは他の業務が忙しい時には自社のツール制作が後回しとなってしまうこともありました。ですが、ビズデザインプラスさんに制作をアウトソーシングするようになって、納期が遅れなくなったことも非常に助かっています。現段階でも弊社からの依頼が増えており、今後は複数案件が同時進行することが予想されます。そのためビズデザインプラスさんには進行管理についても担っていっていただきたいですね。