大手印刷会社様とともにクライアントの課題を解決!
ー大手印刷会社様との関係性を教えてください。
家電量販店で通信事業社の商材を販売する事業を事務局長として立て直した実績を評価いただき、大手印刷会社様から継続的にお声がけをいただくようになりました。そして大手印刷会社様内にクライアントの課題解決を担う役割の事業部が立ち上がったことをきっかけに、インフラ・金融・通販・配送・ITシステム・メーカー・小売りなど、さまざまな業種業態のクライアントの課題をともに解決してきました。現在では大手印刷会社様の複数の部署よりご相談をいただき、多くのプロジェクトに携わらせていただいています。
ーどのようにプロジェクトに関わっていますか?
主に企画設計をメインに担当しています。企画設計したら終わりではなく、運営の計画策定、マニュアル制作などの準備、運営中には結果の集計や分析などからよりよい施策へと改善していくこともあります。プロジェクトによって関わり方は異なり、クライアントの見立てや予算などのご要望に寄り添ってそのまま実施することもあれば、よりよいアイデアを私からご提案することもあります。
アイデアと手法を掛け合わせ、成果を出すことにこだわる
ー企画設計する際の考え方、ポイントを教えてください。
クライアントが課題解決に向けて検討されている時は、すでにその課題に対して多くのアイデアと時間を費やした末のことが多いです。そのため、別の角度・視点から新しい光景が見えるご提案が必要となります。以前検討されて実現できなかったもの。そして成果が出なかったものを再設計して、眠っていた企画を別の形で呼び起こすことも。それまで先方がかけたリソースを最大限に活かしながら課題を解決していくこともあります。
ークライアントの課題を解決する上で、心がけていることはありますか?
“成果を出すこと”にこだわりながら、アイデアと手法を掛け合わせた最善策をご提案することを心がけています。一つの手法においても、ヒト・モノ・コトを別の視点から掛け合わせることにより、どこかで他の企業がやっているのを見たことがあるようなものではなく、クライアントのオリジナル施策となるように設計することが重要であると考えています。また、提案内容が即効性のあるものなのかー。それとも中長期で見なければならないものかについても必ず検証します。時には現場に同行するなどして、企画設計と実情に乖離がないかを確認します。
丁寧に関係を築くことで、自然に新たな案件が舞い込む
ークライアントとの信頼関係を築くために重要なことは?
一方的な関係性ではなく、一緒に課題を乗り越えていくチームのような関係性を築くことが重要だと思っています。クライアントと同じ熱量で真剣に課題と向きあってアイデアを導き出します。その企画を話したときに、先方の目が輝き、ワクワクして「なんかその案だったらいけそう!」と思って頂けることを目指しています。その手法が先方にとって未知のものであれば、予算を費やすことが賭けにならないように複数のパターンもご用意します。そしてクライアント側のご担当者だけでなく、上長や社長にしっかりと納得いただけるだけの情報を準備するようにしています。そうやって丁寧にクライアントとの関係を築いていくことで、新たな案件へと挑戦する機会をいただけています。
ー日々の情報収集の中で気をつけていることはありますか?
私は1980年代生まれなんですが、世代の枠にとらわれないように気をつけています。自分の趣味や思考に合うものだけでなく、あらゆる世代がどのようなものに興味を持っているのかを意識しながら、YoutubeやTikTokなどのソーシャルメディアも見るようにしています。今の若い世代と20年前の同年代の価値観や関心ごとは異なりますし、できるだけ偏らないように情報収集することが癖になっています。クライアントに「井上さん、どこからそんなアイデアが生まれるんですか?」と驚かれるのは、収集する情報源の幅を広げているからかもしれません。
成果を残せるチームを増やし、クライアントに貢献していく
ープロジェクト完遂後に感じる“やりがい””面白さ”はなんでしょうか?
最終ゴールは、クライアントが見込んだもの以上の成果を出し次に繋がることです。また、クライアントを含めたチームとして取り組んだ過程において、リソースと知恵の最大化が図れた時にとてもやりがいを感じます。チームによって成果が大きく異なるのも面白さの一つです。
ー今後の目標があれば教えてください。
個人としては正解になる確度を高めるために、たくさんのアイデアを持ち合わせるよう、日々の学びや情報という点をより収集します。その点を元に線を描き、多くの企業様への貢献を継続していきます。また、クライアントに「このチームとともにプロジェクトを実施したい」と思っていただけるチームの数を増やし、より多くのクライアントひいては日本が元気になるよう貢献していきたいですね。