2021.09.15

withコロナ時代にマッチする
プロモーション施策とは?!

プロモーション業界の売上に深刻な影響を与えている新型コロナウィルス。一般社団法人日本プロモーショナル・マーケティング協会の調べによると、プロモーション業務全体で2020年4月〜9月の売上が前年同時期よりも減少したと回答した企業の割合は82.1%。半数前後の企業が20%を超えて売上が減少していると回答しています。広告業界の売上の減少という結果は、比例して各企業の広告予算が減少していることを表しています。そのため、これまで以上に費用対効果が求められ、さらには新型コロナウィルスの対応として非接触というテーマも求められることは間違いありません。今回はそんなプロモーション施策が直面している現状を踏まえて強化すべきポイント。そこから導き出したwithコロナ時代にマッチするプロモーション施策例を紹介します。

費用対効果が得られるプロモーションの5つのポイント

前述した通り、企業の広告予算は大幅に削られており、いまだ新型コロナウイルスの収束も不透明な状況です。今後のプロモーション施策の鍵になってくるのは、費用対効果といってもよいのではないでしょうか。限られた費用のなかでより効果的なプロモーション施策を行う際のポイントは下記の5つになります。

①マーケティング戦略・立案力
日々変化するターゲットの意識を明確に捉え、行動・心を動かすプランの提示
②コミュニケーション設計力
ターゲットのビジネススタイル、ライフスタイルに合わせたメディア設計、仕組みの開発
③クリエイティブ制作力
①・②を考慮し、ターゲットに効果的に効くリアル〜デジタルまで幅広い制作や設計
④メディアプランニング力
ターゲットに対して広告メッセージを効率的に届けるための最適な手段の構築
⑤成果把握力
プロモーション実施後の成果分析、検証。結果を踏まえた上の新たな施策へ展開

①〜⑤いずれもプロモーション施策を行う上で欠かすことのできないポイントでもあります。闇雲に著名なメディアへ露出をしても費用対効果は得られません。これら5つをしっかりと強化した上で、ターゲットの特性を正確に見極めた「満足度の高い」=「費用対効果」が得られるプロモーションを模索するのがベストです。

共感、つながりが得られる体験型プロモーションは重要

新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてSTAY HOMEやリモートワークが推奨され、ビジネスタイルをはじめ、ライフスタイルも様変わり。ターゲットの購買・契約のための情報収集や方法はオンライン上へと大きくシフトしました。SNS上での口コミや話題性が大きな影響力を持ち、従来の営業スタイルやプロモーション活動の見直しは急務であるといえます。しかしながら、密や接触回避を実現させる対策が求められている一方で、ターゲット層との共感やつながりが持てる体験型プロモーションは重要なタッチポイントでもあります。今後はオンラインを効果的に用いた、新たなプロモーション施策の構築が重要になってきます。

withコロナ時代にマッチするプロモーション施策例

withコロナ時代にマッチしながら費用対効果が得られ、ターゲット層との共感や繋がりが持てる体験型プロモーションはターゲットと主催者側の双方でコミュニケーションを図ることが可能なオンラインイベントや、オンラインとリアルのメディアを効果的に組み合わせた後、インターネット広告で拡散させる施策などさまざま。目的やターゲット層、予算によってアプローチ方法が変わってきます。ここでは数ある施策の中で2つほど体験型プロモーション事例をご紹介します。


●ソニービズネットワークス株式会社 様
「ソニービズネットワークスクラウド活用EXPO」イベントプロモーション施策
サービスの認知拡大と企業イメージ向上を目的としたオンラインイベントを実施。企画・運営からMCのキャスティング、台本制作をはじめ、LP、バナーなどのクリエイティブ制作などトータルでのプロモーションを担当。
イベントサイト

●ソニービズネットワークス株式会社 様
従業員の健康状態見える化ツール「somu-lier tool」クロスメディアプロモーション施策
従業員の「コンディション」見える化ツールとしてだけでなく、社会貢献につながるプロダクトとしても注目されている「somu-lier tool」にフィットするプロモーション活動として、「PRESIDENT」や「AERA」などの媒体の誌面とWEBを組み合わせてタイアップ記事広告を掲載。インターネット広告も活用し、ターゲットである経営層に対してアプローチ。社会貢献活動に対して共感が得られたことで、企業のブランドイメージの向上、プロダクトの認知拡大を実現。
PRESIDENT記事サイト
AERA記事サイト

いくつもの業務を抱えながら、内製でプロモーション施策を行うことは容易ではありません。そんな時には豊富なノウハウ(アイデアや手法)を持ったパートナー企業へアウトソーシングすることも視野に入れてみてはいかがでしょうか?
ビズデザインプラスではお客様のご予算やニーズに合わせて、理想的なプロモーション施策を設計いたします。
お気軽にお問い合わせください。

参考文献:一般社団法人日本プロモーショナル・マーケティング協会「withコロナ時代のプロモーション実態調査報告書2020」

注目ワード

人気コラム

TOP