企業と企業の出会い、繋がるワーケーション推進事業を実施
ー御社が「福岡ワーケーションフェス2022」を受注した経緯は?
公益財団法人福岡観光コンベンションビューローより委託を受け、令和4年度の「福岡型ワーケーション推進コーディネーター」に就任しました。福岡型のワーケーションの普及・定着を目指して様々な事業を展開していく中の一つが「福岡ワーケーションフェス2022(以下、W@F2022)」の開催でした。
ーイベントの実施目的を教えてください。
「W@F2022」は、ワーケーションを通して企業と企業が“出会い”“繋がる”、新たな交流の形を提示するイベントです。企業が積極的に “ワーケーション“を取り入れるメリットとして、優秀な人材の確保や流出防止やイノベーション創出などがあります。そういったワーケーションの価値を、イベント実施によって発信することが最大の目的になります。2022年10月27日・28日に実施されたイベントには、合計56団体と94人のビジネスパーソンが集まりました。
運営への安心感とクリエイティブ制作への信頼が発注の決め手
ー当社へお声がけいただいた決め手を教えてください。
ビズデザインプラス(以下、ビズプラ)さんとは、ソニービズネットワークス(以下、SBN)さんの関連イベントで出会いました。そこから数年に渡ってビズプラさんがSBNさんのイベント企画・運営に携わる様子を拝見し、運営への安心感とクリエイティブ制作への信頼を高めていましたね。そのため、イベントの事務局をお願いするなら“ビズプラさん”とすぐに頭に浮かび、お声がけしました。弊社主催の「QX [WORKLIFE] FES in筑後」の実施を2週間後に控えていたこともあり、2つのイベントをまとめてビズプラさんに依頼。ビズプラさん一社にまとめてお願いしたことで、2つのイベントを並行して進められたのはありがたかったですね。
ーイベント運営中のエピソードなどはありますか?
弊社が本事業の企画に入る前から確定している事柄が多く、一筋縄では行かない課題が山積。ビズプラさんにはそれを一つひとつ丁寧に紐解いて準備を進めていってくれましたね。ビズプラさんには、1日目の海の中道海浜公園で行われた企業向けイベントの運営サポートに入ってもらったのですが、その中で印象に残っていることはプロジェクターの件ですね。公園内にパネルディスカッションのためのプロジェクターを設置が必要だったのですが、 “屋外かつ日中だと輝度の低いプロジェクターだと映らない可能性があるので、“環境に合わせたプロジェクターを用意する必要がある”と、知見や経験に基づいたアドバイスをもらえたことで、無事にイベント終えることができました。
参加者の満足度が高い価値あるワーケーションイベントに
―イベント終了後、参加者の感想や満足度はいかがでしたか?
福岡のリゾート地でのワーケーションということもあり、企業間のゆるい交流が生まれたようです。会場で聞かれた参加者の方の声には「名刺交換だけだとその場限りの関係になってしまいがちだが、ワーケーションを介すことで今後もなんらかの形で繋がっていけそう」「地域で人と関わることは、ビジネスチャンスを生む可能性を認識した」などの声が聞かれました。開催後に実施したアンケートによると、すべての参加者の方から「また参加したい」といただけています。
―今後、ビズデザインプラスへのご要望はありますか?>
今回、ネームプレート的に名刺を活用したのですが、初対面の方同士がさらに打ち解けやすくするために、もう少し違ったものを用意できればよかったと感じました。次回、このあたりはよい改善策を提示してもらえたらと思っています。また九州・沖縄に企業を誘致できる仕組みづくりのよいアイデアがあったら、ぜひ提案してもらいたいですね。
●株式会社HOnPro 様 「最新DXが集結する祭典の事務局運営・サポート」インタビュー記事
●株式会社HOnPro 様 「最新DXが集結する祭典の事務局運営・サポート」制作事例