2023.07.08

目的・用途の明確化がポイント! 販売を促進する「カタログ」制作

昨今ではオンラインでの商談が増えたことやコスト削減などの理由から「カタログ」の印刷を避け、パワーポイントなどのプレゼンソフトを活用してご自身で作成されている方も多いのではないでしょうか? とはいえ、「カタログ」は、商品・サービスの特徴を伝えて購入してもらうために重要なビジネスツールです。ここでは、ターゲットに効果的にメッセージを伝える資料=カタログを制作するためのポイントをご紹介します。貴社の販売促進の一つの方法として、参考にしてください。

目的・用途を明確化してターゲットを導くことが重要

「カタログ」は目的や用途によって紙面のつくり方や掲載する情報、ひいては仕様自体が変わります。「カタログ」を制作する際は、まずは目的・用途を明確化し、社内での意思統一を図ることを心がけましょう。

目的例:
□商品・サービスのご案内ため
□新商品リリースのご案内のため
□自社のブランディングのため

用途例:
□展示会などのイベントでの配布のため
□WebサイトやLP上の資料請求としてダウンロードさせるため

目的・用途が明確化したところで、ターゲットを設定しましょう。自社の商品・サービスをターゲットに興味を持たせるためには、バックオフィスで活用できるサービスであることを伝えることが必要。そしてそのサービスを利用することでどのようなメリットがあるのかを、わかりやすく提示することも大切です。例えば、バックオフィス向けのクラウドサービスのご案内を目的とし、展示会で来場者に配布をする場合、企業のバックオフィス従事者あるいは決裁権のある管理者がターゲットとなります。ターゲットをしっかりと設定することで、ターゲットに自分ごと化を促すようなキャッチコピーやキービッジュアルを導き出すことが可能になります。

そして、ターゲットから購入される=選ばれるためにはしっかりと競合他社についてもリサーチを行い、競合他社にはない強みを打ち出すことも意識しましょう。競合他社の「カタログ」の良い魅せ方やアイデアを自社の商品・サービスに置き換えることで、より良い誌面を制作することも可能になります。

「カタログ」の種類・仕様は目的・用途によってさまざま

具体的な「カタログ」の制作に入る前に、「カタログ」の目的・用途から導き出したターゲットに合わせて、「カタログ」の種類、ページ数を検討していきましょう。一言で「カタログ」といっても、目的・用途によって仕様はさまざま。ここでは「商品・サービスカタログ」や「総合カタログ」、「通販カタログ」「デジタルカタログ」という代表的な4つのカタログの特徴をまとめました。

①商品・サービスカタログ
最も触れる機会自社の商品やサービスの特徴を掲載し、企業や商品のブランドイメージを形成するもの。A4縦型サイズで4〜12ページが一般的

②総合カタログ
自社の商品やサービスを包括的かつ網羅的に掲載しているもの。一度にたくさんの情報を取得できる。A4サイズ縦型で、ページ数が12ページ以上が主流

③通販カタログ
お客様に購入してもらうことを前提とした、商品をラインナップ。商品をすぐに注文できるような仕様となっている。ページ数が12ページ以上のものが多い

④Web(デジタル)カタログ
オフィシャルサイトやLPなどに設置することで、24時間365日いつでも閲覧できるようにしたもの。印刷物として制作1〜3のカタログデータを用いて制作すること多数

⑤オンライン用カタログ
オンラインミーティングや商談で仕様するもの。モニタやプロジェクターで投影することを基本としているため、ページあたりの要素は印刷されるカタログより少なめ。基本は16:9のモニタサイズまたはA4サイズ横型で作成

目的・用途にマッチする「カタログ」を導き出せたでしょうか? ここまで明確化できれば、あとは掲載する情報を整理・精査して、具体的な「カタログ」制作へと進めていきましょう。

しかし、通常業務と並行して「カタログ制作」を行うことは容易ではありません。そんな時には豊富なノウハウやアイデアを持ったパートナー企業へアウトソーシングすることも視野に入れてみてはいかがでしょうか?ビズデザインプラスではお客様のご予算やニーズに合わせて、理想的な「カタログ制作」をご提案することが可能です。まずはお気軽にお問い合わせください!

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