2021.10.13

優秀な人材獲得・定着のための新ルール

2020年から2021年にかけて、新型コロナウィルス感染拡大防止策としてテレワークが普及したことにより、ニューノーマルと呼ばれていた概念がスタンダードに。また来る2025年には2000年代に成人したミレニアル世代が世界の労働人口の75%を占めるといわれ、従来の雇用の概念とは全く異なる価値観を有している彼らによって、仕事への自由度と自律性が飛躍的に高まる時代へと突入します。その中でも企業を長期的に成長させていくためには、優秀な人材獲得は必要不可欠。雇用市場の未来を見据えた、優秀=企業目的を理解し利益に貢献できる人材の獲得するためにすべきことを探っていきます。

就業構造のバランスが崩れる「2025年」

リクルートワークス研究所発表の「ベースシナリオシミュレーション」によると、現状の就業構造であれば2025年にかけて労働人口・所得が減少し、それらに乗じて労働総所得も減少。その結果、日本経済が衰退していくことが予想されています。しかしこれらの現象は突如はじまったわけではなく、15年ほど前から緩やかに衰退。それでも社会はそれなりの活力を維持してきました。
その大きな分岐点となるのが2025年。後期高齢者の人口が約2,200万人に腫れ上がり、日本国民の4人に1人が75歳以上になるといわれています。それまで働き手であった個人が扶養される側に周り、少子化によって働き手は減少傾向に。さらにグローバル化やテクノロジーが発展することにより、雇用機会が奪われる可能性もあります。このようなさまざまな要因が重なる2025年に就業構造のバランスが崩れ、経済衰退に転じる可能性は否定できません。このような状況となれば、現状よりもよりよい人材の獲得が難しくなっていきます。

雇用市場を担う「ミレニアル世代」とは?

前段でお話しした就労環境が大きく変化するだろう2025年に、労働人口の75%を占めるといわれているのが「ミレニアル世代」です。今後の日本経済を担っていくだろう、ミレニアル世代の特性について知り、そのなかでもどのような人材を獲得することが、自社にとってべストなのかを検討してみてください。

①デジタルネイティブ
物心つくことからスマートフォンやパソコンに慣れ親しんでいる。
インターネット検索能力に長けている。

②新たな雇用概念を持つ
帰属意識が低く、一つの会社で一生勤め上げる
従来型のキャリア志向者は少数派。副業志向を持っている。

③ダイバーシティ(多様性)・インクルージョン(包括性)を追求
気持ちよく、生き生きと働ける環境を求めている。
ボランティアなどの社会貢献活動を積極的に行う企業を好む。

④ライフスタイル(生き方)を重視
ワーク・ライフ・バランスを最も重視する。
自分の趣味の時間や生活環境を大事にしたい意識が高め。

ミレニアル世代の彼らは、共感や体験といった「コト」への消費に重きを置いているといわれています。そのため、社会的地位の高さや高収入であることよりも、自身の仕事観にフィットするか否かで企業を判断しています。優れた人材獲得を目指す上でこれらは考慮しておきたい点です。

人材獲得・定着のための3つのルール

デジタルネイティブといわれるミレニアル世代以降は、あらゆる手段を駆使して企業情報を徹底的に調べあげ、企業を選定します。そのため、より包括的な人材獲得戦略が求められています。特に働きやすさや働きがいを重視する傾向が強いため、長期的に働く価値のある魅力的な企業であることをアピールする必要があります。

①明確な企業ブランドを確立する
企業の目的やイメージ、提供する商品・サービスの他社にはない唯一無二の魅力を打ち出す。また短期・長期的な目標を掲げ、従業員に共創・共感を促す。

②リーダーシッププログラムを設計する
事業目的に沿ってリーダーの素質を定義。マネージメント・コミュニケーション能力を育てる環境をつくる。チームの士気を高め、働きやすくやりがいのある環境を目指す。

③個人のエンゲージメントを高める努力をする
明確な期待値を設定し、成果を正当に評価。定期的にスキルアップできる機会も設ける。また、個人の環境や特性に合う、柔軟な福利厚生制度を導入する。

人材獲得をする際、個人の印象やスキルで選定してしまいがちですが、企業の利益に貢献できる、また定着する人材であるかどうかは容易に判断できるものではありません。遠回りに見えるかもしれませんが、多くの人材から選ばれる企業になることが結果、優れた人材獲得・定着へとつながります。まずは上記の3つのポイントをおさえて従業員の幸福度を高めながら企業活動を行い、就業環境を整えることからはじめてみませんか?

いくつもの業務を抱えながら、内製で人材獲得への活動を行うことは容易ではありません。そんな時には豊富なノウハウ(アイデアや手法)を持ったパートナー企業へアウトソーシングすることも視野に入れてみてはいかがでしょうか?ビズデザインプラスではご予算やニーズに合わせて、理想的な採用活動やスタッフ手配をお手伝いいたします。まずはお気軽にお問い合わせください。

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