2021.10.20

Column #2
デキる経営者がこぞって朝活をする理由

世界的に知られている新聞社「The New York Times」が社会的に功績を残した300人へアンケート調査を行ったところ、彼らの平均起床時間が6:27でした。この結果から推測すると、多くの成功者が「早起き」を習慣にしていることが分かります。また一流企業の経営者においてはさらに早く、スターバックス創業者のハワード・シュルツは4時半、Twitter創業者のジャック・ドーシーは5時半の起床を習慣化しているそう。なぜ、デキる経営者はこぞって「朝活」を取り入れているのでしょうか?今回はその理由について探っていきます。

早起きによる3つのメリット

日本には「早起きは三文の徳」ということわざがありますが、早く起きることにどのようなメリットがあるのでしょうか?
人の脳は起床後が最も活性化するといわれており、起床から時間が経てば経つほどに脳の機能は低下していきます。詳しくは「生産性向上のための良質な睡眠方法とは?」をご覧ください
脳が活性化している時間を身支度や通勤などの移動で使ってしまうのは宝の持ち腐れというもの。有効に使わない手はありません。ビジネスのアイデアを考えるなどクリエイティブな活動をはじめ、少し面倒な事務処理ごとや後回しにしていた仕事に充てることでよい効果が得られるはずです。

2つ目に、集中して物事に取り組める時間帯であるともいえます。早朝の時間は家族や友人、会社からの連絡もありません。ニュースやSNSの更新、メルマガの更新なども行われることはほぼないため、集中力を削ぐような外的な刺激がほとんどありません。忙しいビジネスパーソンの唯一の自分の時間といっていいでしょう。自分の趣味の時間に充てれば、ワーク・ライフのバランスを取ることができるようになります。

そして3つ目は、余裕を持って行動することでストレスを軽減させられるということ。人の焦せりや、ストレスを感じる原因の多くが「時間」です。不必要なストレスやトラブルを避けるためにも時間には余裕を持って行動したいもの。ストレスと無縁の生活を送ることで、ポジティブな思考も養えます。

<早起きのメリット>
①脳が一番活性化しているため仕事が捗る
②邪魔をされない自分の時間を持てる
③精神的な余裕が生まれポジティブな思考に

デキる経営者の「朝活」とは?

それではデキる経営者は早起きをして何をしているのでしょうか?一流企業のビジネスパーソンらが起床後に取り組んでいるものの中で、人気のある4つの「朝活」を紹介します。
年収1,000万円以上のビジネスパーソン向け転職サイトを運営する「BIZ REACH』が登録会員1995人にアンケート調査を行ったところ、朝活に「運動をする」と回答した人が3割以上。そのなかで人気が高いのはランニングやゴルフですが、あまり時間が取れない時にはストレッチなどの軽いエクササイズで体を動かすという人も。運動以外では、ビジネス上での質の高い雑談を行うために読書やニュースをチェックしたり、脳の活性化を図るために朝食をゆっくりと摂るという回答もありました。そして昨今では早朝にセミナーや交流会を実施することも増えてきました。そういった場所で人脈を広げているビジネスパーソンもいるようです。

①ランニングやゴルフなどの運動
体調管理や体力維持のため、また早朝の運動は1日の代謝を向上させ交感神経の刺激によって血流が促進させ、集中力がアップ。

②読書やニュースのチェック
脳がリフレッシュな時間帯に読書や情報収集をすることで、自分の知識を深めることができます。ネットニュースが主流になっている昨今、質の高い情報を入手するため新聞を読む経営者は多い。

③朝食をしっかり食べる
脳の唯一の栄養補給源となるブドウ糖をたっぷりと摂ることで脳の活性化をサポート。ブドウ糖はジュースなどの液体よりも、米やパンなどの主食でで摂取することで持続性が向上。

④セミナーや交流会へ参加
自分の関心のある集まりに参加することで、実用的な知識とともに横のつながりも得られる時間。興味や関心を同じくする人や、生活パターンが似ている人と知り合えるのも魅力。

デキる経営者たちがこぞって取り入れている「早起き」そして「朝活」はいかがでしたでしょうか?朝の時間を有効活用することが、成功者への道の第一歩。これらを自分にフィットする形で取り入れて、有意義な朝の時間を過ごしてみましょう。きっとそこに成功への鍵があるはずです。

参考文献:The New York Times「I’ve Interviewed 300 High Achievers About Their Morning Routinqes. Here’s What I’ve Learned.」、BIZ REACH「平均年収1000万円強のビジネスパーソンアンケート調査」

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